awa-otoko’s blog

阿波の神秘的、不思議、面白い場所を記紀や地域伝承と絡めて紹介します

落雷神社(おちらい神社)

昔、この地に雷が落ちたんでしょう。(笑)

阿南市才見町山地20に鎮座
祭神は別雷命
旧村社。創立年代不詳
昔雷此に落ち遂に之を祀る。(←やっぱり!)
 
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特にこの神社について面白い伝承や噂はありません。しかしブログのテーマに取り上げたのはダイレクトでまんまの神社名に好感を持ったから。(笑)
 
とりあえず写真だけでも観ていって下さい。
 
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この神社は前々から気になっていました。鳥居までの参道はチェーンで立ち入り禁止にされていましたが失礼してパシャリ☆
 
かわいい地神塔、祭神が別雷命なのに諏訪信仰を表す丸に違い鎌の神紋、どこからどーみても古墳としか言いようがない社殿の鎮座地。
 
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ちょっと面白そうなので調べてみようかな〜。
 

オマケ

落雷神社からかなり鎮座地は離れていますが、雷つながりでこちらの神社も紹介します。
 
 
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ここには「雷」を封じ込めた「雷伏石」なるものが鳥居の前にあります。
(県道鳴池線沿いなので車でも確認可能。)
 
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厳重に石蓋をして注連縄で封印されています。
本当に封じているのは雷なんでしょうかね。
 
そして阿波市阿波町新開の「賀茂神社」は祭神が瓊瓊杵命、天津久米命、意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)天忍日命
 
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ここで注目は意富加牟豆美命。
意富加牟豆美命とはでなんです。
 
古事記にある話の中で伊弉諾命が黄泉の国から逃走する際に伊邪那美命が放った追手に投げた3つの桃。

しかもこの神社から吉野川を跨いだ南側に高越山があります。

高越山の頂上にある高越神社 奥の院は阿波では昔から伊邪那美命の神陵」と伝承されていて、古事記のロケーションにぴったりなんです。

伊邪那美命もテーマにしてみようかな。。。