九王野明神(九王野神社)
阿波郡市場町日開谷字根来一
創建年代は不詳
九王野明神は疱瘡や雨乞いの霊験があるとされ、賀越白山系の九頭竜を祀る権現山だそうです。
江戸初期までは九王野山の尾根は阿讃の要路として栄え、飛蔵権現ー九王野明神の参道、また日開谷川沿いから浦ノ池・宮川内を結ぶ東西の道とされていました。
ちょっと興味をそそられる九王野神社ですが、ルートの情報がほとんどありません。
私が辿ったルートを簡単ですが記載しておきますので直に確認したい(珍しい)方の参考になれば幸いです。(笑)
- 土成町浦の池 の北側から金地方面に入る
- 金地の庚申堂の前を通過する道を登る
- 尊光寺跡(車一台駐車可)から東向きに50m付近の参道案内看板を確認する
- 参道(踏み固められた道)を確認しながら北向きに登る
- 九王野明神山の頂上付近で大きく東にカーブした道をそのまま進む
- 破損した鳥居をくぐり、そのまま進む
- 頂上に到達(広場内に神社あり)
九王野神社について詳しく書かれた文献もなく、特化するべき神社ではないかもしれません。
しかし鎮座地が切幡寺の真北に位置し、さらに南下すると大野寺もあることから調査を掘り下げると面白いものが発見できる可能性を秘めていると言えなくはないと思います。(汗)
また時間と機会があれば調査してみたいと考えています。