大日孁命(おおひるめ)の本当の姿は⁈

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そのような天石門別八倉比売神社。簡単に説明をば致しましょう。
この神社は鮎喰川下流域で阿波剣山地の入り口にあたり、気延山の東嶺矢野神山(標高一一五m)に鎮座し、社殿裏の古墳を拝むもっと古い神社様式であります。



その他、猪の印璽と号する印璽の丘の記述もあり大日孁命(天照大御神)と印璽との関連の深さも気になるところです。

妻隠もる 「矢野の神山」露しもに にほひそめたり ちらまくをしも (柿本人麻呂 万葉集)
雁鳴きて 寒きあさぎの露霜に 「矢野の神山」 色づきにけり (鎌倉右大臣 新勅撰集)
「矢野の神山」…
矢野神山と一括りに考えると別段気になることはありませんよね。
しかし、私は「矢野」の「神山」と分けて考えてみました。
それでは阿波で一番由緒正しい神の神名であり、阿波で最も崇敬されるべき神とは…
「大宜都比売命(おほげつひめ)」…
どうもこの「大宜都比売命」が、何らかの形でこの天石門別八倉比売神社に関係しているようなんです。
大宜都比売命が神山町から国府町矢野まで降りてきた経緯が現在でもはっきりとわかるのです。
また、その他にも「上一宮大粟神社」を「外宮」とし、「天石門別八倉神社」を「内宮」として設置し、ひとつの「神宮」が形成されている。という内容も見かけました。(今回は八倉比売神社には大宜都比売命が関連しているテーマなので、これ以上の説明は避けますが...。)
延久二年(一〇七〇)六月二十八日付の太政官符に「天石門別八倉比売神社の神は邦国の大典也」として国司の官幣懈怠を咎める文書が知られている。
もうそろそろ近いうちに「天石門別八倉比売神社」の秘密も明らかになりそうな雰囲気です。


こんな内容が書かれた文献が世に出てきはじめていますからね。
読める方は読んでみてください。驚きの内容です。(^^)
おまけ。宮谷古墳