海人族の神々(住吉神社)

文治元年(1185)、源平合戦の折、屋島に集結した平家討伐に向かう源義経の軍は阿波勝浦に上陸、藍住町の南岸にやってきた。吉野川の水が溢れ渡れないでいると、里人がやってきて対岸の海の神「住吉大明神」に祈念するように勧めた。その忠告に従い祈念すると、二羽の白鷺が飛んできて、浅瀬を知らすように先導したので義…