湯蓋の森(春日部ノ屯倉)

日本書紀 安寧天皇の御巻に云、二年五月丙午朔甲寅置阿波国春日部屯倉云云、この屯倉何所ともしるべからずといへど、板野郡に春日といふ地ありて、そこに春日明神を祀れり、又社のあたりに楠の木のめくり十二三間許なる大木ありこれ若屯倉ありし所なりしを春日部といふによりて、春日明神を祭りたるならむか、其のほとり拠…