awa-otoko’s blog

阿波の神秘的、不思議、面白い場所を記紀や地域伝承と絡めて紹介します

天帯の宮リニューアル(不動町 雨降神社)

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今按阿府志に南新居村にあり俗に雨降ノ宮と云 此神社に村民雨を祈事あれば前池より小蛇出て木にのぼる果して雨降ると云とみえ式社略考に同社の事を雨垂宮とあり古事記に海神の事を吾掌水ともみえその御娘なれば雨乞に由あり然れば雨垂の宮必豊玉姫なるべしと云て雨垂宮に海神を附会せるが如し
また阿波志に「在和多村今稱王子有豫章數株大並四五園村舊屬井上郷神代紀云井上有一湯津社樹枝葉扶䟽時彦火々出見尊就其樹下從倚彷徨又云彦火々出見尊娶海神女豊玉姫仍留海宮已經三年」と云るは井上の湯津社樹に牽强したるにて從ひがたけれど和多村とあるは海神に由ありて聞ゆるを名西郡高原村の玉子神社ならんとの考説ありて縣廰より注進せり なほ實地に就て可非得失を考ふべし
 
なんということでしょう ♪♫♬♪
匠の技術で白を基調に木目をあしらった美しい神殿が完成しました。♪♫♬♪
 
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はい。雨降神社、とうとう鉄骨コンクリート造りの社殿が出来上がったみたいですね。
 
横から見たらまるでカフェ?(笑)意見は分かれると思いますが私はキライではありません。
 
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降神社に対しては前投稿で述べた通り。
上記引用では和多村(わだむら)とは海神(わたつみ)の由ありと申しております。
この場所は吉野川の南岸。ここから西の名西郡石井町高原までの沿岸部では豊玉姫の伝承と祭祀が今なお色濃く残されております。
 
やはり私は海神の娘、豊玉姫より地理的に考えて推古天皇天足彦国押人命推したいのですが…
 
それはそうと名西郡石井町高原の王子神社は「玉子神社」と昔から呼ばれていたようですね。
和多都美豊玉姫神社こちらの玉子神社の可能性が高いと思います。
 
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 雨降神ももう少し資料が出てくればかなり面白い内容が書けるかもしれませんね。
 
和多都美豊玉比賣と天石門別豊玉比賣神社はなぜ冠が違うのか?祭祀する豊玉姫が別人は然り。
 
ここをよく考えれば佐那河内村豊玉姫の謎が解ける!かも。(笑)