三頭大権現と猿田彦と天細女の石像(三頭神社)
三頭山は「剣霊」「山王」「青龍」の三神を祀るため、その名がついたという伝承も残されているようです。
今回は峠の旧道に立派な猿田彦大神と天細女命の石像が立っていることを知り、どうしてもこの目で見たくて三頭山に向かったのでした。
あと、二体の石像の傍らに立っている鳥居には讃岐側には三頭大権現、阿波側には金比羅大権現の扁額がある珍しい鳥居も要チェックです。
そうと決まれば直ちに出発!
美馬インターの真北にある山が三頭山。ナビをセットします。
美馬インターを過ぎ、そのまま讃岐方面に向かいトンネルに入らないで三頭峠に向かいます。
道は広くて快適。ぐんぐん登って頂上近くの広場に出ます。
左に曲がれば「三頭大権現(神社)」、右に曲がれば「三頭峠」になります。
まずは「三頭大権現」から。
ちょっと林道っぽく道が変化して路面が悪くなるものの、あっさり神社裏の空き地に到着。
かなり境内は広く、ちょっと大きい幼稚園の運動場くらいあります。(徳島レベル)
神紋は丸の中に三。そのまんま。
周囲を散策してみましたが特に気になるところもなく、第二の目的地に向かいます。
分岐点の広場まで戻り、坂を下らず(来た道に戻らず)直進します。
ちょうど「三頭大権現」から1キロくらいですかね。
このような標識が目に入るはずです。(私は通り過ぎて迷いました)
その標識周辺に車を駐車して標識の左側に伸びる林道を徒歩で進みます。
(ジムニー、軽トラならそのままで進入可能)
かなり道は荒れていますが、辛うじて踏み跡を探して進みます。
30分ほど歩き進むと鳥居が見えてきます。そして二体の石像も。
猿田彦大神と天細女命の石像が仲睦まじくお互いを見つめ合っているように見えます。
扁額も確認。
讃岐側、阿波側からも。情報通り!
周辺を散策すると当時のものが鳥居周辺に点在していました。
一通り写真も撮影し、陽も傾きだしたので、車まで戻ることにしました。
とても高い場所なので空気も澄んでいて、ちょっとしたトレッキング目的で行くにもいいところですよ。