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awa-otoko’s blog

阿波の神秘的、不思議、面白い場所を記紀や地域伝承と絡めて紹介します

阿豆枳島いろいろ探訪

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今回は阿波を離れて小豆島のお話。
小豆島に遊びに行ったのは○十年ぶりで、遠い子供の頃に家族で遊びに来た記憶を辿りながら一日観光を楽しんで参りました。もちろん古代史や神社学など抜きで… 
しかし帰宅してから赴いた場所を調べてみれば、寒霞渓に行って星ヶ城には行って無いは、阿豆枳島神社には参拝してないはでか、な、り、後悔しております。

たぶん近いうちにリベンジすることになりそうですから、次回小豆島探訪に役立てれるようにまとめながら、同時に観光した場所もご紹介したいと思います。

個人的には小豆島は重要なエリアと考えております。大宜都比売命の亡骸の鼻から生まれたのが小豆だからです。

高天原を追放されたスサノオは、空腹を覚えてオオゲツヒメに食物を求め、オオゲツヒメはおもむろに様々な食物をスサノオに與えた。それを不審に思ったスサノオが食事の用意をするオオゲツヒメの様子を覗いてみると、オオゲツヒメは鼻や口、尻から食材を取り出し、それを調理していた。スサノオは、そんな汚い物を食べさせていたのかと怒り、オオゲツヒメを斬り殺してしまった。すると、オオゲツヒメの頭から蚕が生まれ、目から稲が生まれ、耳から粟が生まれ、鼻から小豆が生まれ、陰部から麦が生まれ、尻から大豆が生まれた。(wikipediaより)

阿波国の近辺には粟(阿波)、麦(牟岐)、小豆(小豆島)など大宜都比売命から派生した穀物と同音の地名があります。蚕、稲、大豆の地名も探したいところです。
地名の繋がりから入りましたが、私は粟、麦、阿豆枳(小豆)、蚕、大豆は大宜都比売命の身体から生まれていることから、大宜都比売命の率いた部族を表すものではないかと考えています。

大宜都比売命の率いた部族が各々移住した地域が現在、地名として残っているのではないかと。
耳から生まれた粟は大粟氏、粟飯原氏。目から生まれた稲は稲飯氏、稲井氏(稲荷)。
耳と目は左右に二つあることから二派に分かれたことを指しているのではなかろうか?現段階では蚕や大豆は比定できるものが無いので個人の想像の範疇のお話となりますが 。。。

しつこいですが、小豆は「阿豆枳(あずき)」だそうで、「阿波の枳(柑橘類)の豆」とも取れます。
また、「枳」の文字の意味に「物事の起こり」の意味も含まれることから「阿波から持ち込んだ穀物の種」のとも考えられる訳です。
このことから考えれば、大宜都比売命が託した衣食住に必要な農産業(粟、稲、蚕、麦、小豆、大豆)を拓殖した際に広めた一族を指すのでないかと考えているのです。

そんなこんなで前置きが長くなりましたが、阿波の大宜都比売命とかなり深い関係がありそうな小豆島、ご紹介致します。

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まずは高松からフェリーに乗船し、小豆島 草壁港に入港。安易に草壁港から近い二十四の瞳 映画村へ。

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レトロな風情で楽しめました。

映画村からすぐさま寒霞渓へ。

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紅葉の時期では無いし時間と費用の削減からロープウェイはパス。車でクネクネした道を登り頂上付近まで行きます。
途中、星ヶ城の標識も見つけてましたけど時間を気にしてパス。次回は必ず行きます。。。

そのまま山を降り、腹が減っては戦はできぬと有名なこまめ食堂へ。

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行けばギャルとカップルの行列、待ち時間40分の札を渡され途方に暮れていたものの、何と店の前に神社と立派な棚田があるではないですか。
これは確認せねばとどんどん歩きます。

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この棚田は映画「八日目の蝉」のロケ地ということもあり、観光地としてはかなり有名。とても立派な棚田でした。

棚田と神社をぶらぶらして時間を潰してやっと入店。し、か、し!! 棚田おにぎり定食をチョイスしたもののオーダーしたものが机に運ばれたのは、入店一時間過ぎてから。。。

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かなりの時間ロス!!(おにぎり握るのにどんだけ時間かかとんじゃぃ!とか考えながら)静かに食べました。

美味しい食事を楽しんでから急いでエンジェルロードに向かいます。私は迷路の街に行きたかったのですが。。。

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幸い干潮の時間帯だったので歩いて渡れました。
文句なしのいい場所です。

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そして私が小豆島に来て是非とも行きたかった場所、重岩に向かいます。小豆島の西の端、山の頂上に重岩はあります。
途中の道はかなり細く、対向車が来たら交わす場所も少ないので慎重に運転し、駐車スペースまで登ります。

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落武者が神として祭祀されている祠もありました。

まんまのお迎え不動尊。いい面構えです。

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200㍍ほど急坂を登るとお社が。

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ここからは足場は崩れやすい砂利道に変わり、備え付けられた鎖とロープを手繰りながら登ります。

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格段に良い展望もそっちのけで重岩に目を奪われてしまいました。岩からは放たれるパワーがスゴい!!!

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小一時間、その場で佇みパワーを充填してから下山しました。
まだ少し日は昇っていましたが、高松までは一時間、阿波に帰るのに一時間、最低二時間は帰宅するまでに必要な事から、泣く泣く土庄港からフェリーに乗って帰路についたのでした。

先にも書いたように日帰りではなかなか小豆島の隅々までは探訪は無理ですから次回はもう少しディープな場所を選定して周りたいと考えています。
もちろん大宜都比売命繋がり、また小豆島に伝わる蛇蟲(へびみこ)関係なども調査してみたいですね。