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awa-otoko’s blog

阿波の神秘的、不思議、面白い場所を記紀や地域伝承と絡めて紹介します

星谷星窟と仏陀石(星谷寺)

勝浦郡星谷村に「星の窟」有り、昔弘法大師悪星を祈り落し給ひし処なり、此の村(□□)寺是を納めて寺宝とす、歳を経て小さく成り纔に梅の核如しと、又或説に星の窟を那賀郡岩脇村の取星寺これを得て寺宝とすといふ、ヶ様の事仏氏の浮説区々にして真偽虚実を弁じがたし。
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はい。みかんが有名な勝浦町の星谷から中津峰を登っていきますと「星谷寺(しょうこくじ)」があります。
 
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以外と知られていないのですが「星谷寺」は小松島市 立江町にある「立江寺」の奥の院になるんですね。
 
ここでは弘法大師が人々に災いをもたらす悪星を法力で地上に引き落とし岩屋に封じました。この悪星は石と化したため、その石を祀ったと伝わります。(そもそも悪星ってなに?)
 
古代信仰は北極星と北斗七星の運行に密接でしたから、月蝕や惑星の運行で発生した伝承かもしれませんね。(ここだけの話、三重 伊勢神宮遷宮北極星と北斗七星の運行に関係があります。内宮では○○を祀る!)
 
またまた話が逸れてしまいました。
 
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星の窟(いわや)ですね。
さまざまな社や祠がありますが、私なんぞが詳しくは分かるはずもありません。
 
窟の中に入ると「不動の滝」を裏から見ることができます。このことから別名「裏見の滝」とも呼ばれています。
 
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そんな感じの少し怪しいものが、星谷寺近辺にちょこちょこあるのでさらにご紹介。
 
星谷寺の前を通る山道を30分くらい歩きますと…。
仏陀石です。

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弘法大師がこの地の巨岩で突然現れた光り輝く諸仏に出会ったことから、73尊の仏像を刻んで安置したと伝承があるものです。
 
近世も末期に近い頃に建立されたと思われる宝筺印塔が穴門の上に現存し、その台石の四面に仏蛇石の由来を詳述しているらしいのですが…わかりません。読めません。
 
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今回は直接阿波古代史に関連しない内容でしたが、阿波での空海の足跡は特に興味深いものがあります。
 
周辺のみかん栽培から猿の被害を避けるために大きなサイレンと音楽放送にびっくりさせられながら山歩きをしてのレポートです。
 
しかし侮ってはいけません。この星谷寺がある山は、あの「三十ハ社」を祀る霊山中の霊山、「中津峰」なのですから…。