散歩する倭大國魂神社の神體(倭大國魂神社)

重清村字西宮名にあり、大己貴命少彦名命を合祀す、神體は劍を杖て立つ上代神人の木像なり、奉祀の年代詳ならず、今より凡□百二十余年前二宮建部祠官の時、一たび偷まれしことあり、讃岐観音寺の近傍なる一祠官の家に於て發見し、像背に刻せる大島郷倭大國魂神社の文字に據りて、之を同家に通じたるを以て、村民二百餘人出…