awa-otoko’s blog

阿波の神秘的、不思議、面白い場所を記紀や地域伝承と絡めて紹介します

日本一社

王の中の王(宇志比古神社)

阿波で現存する神社本殿では最古にあたる宇志比古神社。2000年に国の重要文化財に認定されております。社殿は少し奥まった板野郡大谷の山際に鎮座しています。創祀年代は不詳。式内社・宇志比古神社の論社の一つで、天正年間(十六世紀末)長曽我部元親の乱…

恐竜の神社(立川恐龍大権現)

恐竜の里1994年(平成6年)4月、高知大学地質学教室生によって勝浦(かつうら)町立川(たちかわ)の通称アゲノ谷で、白亜紀(はくあき)前期(1億2500万年前)の恐竜イグアナドンの歯の化石が四国で初めて発見された。これを機に町おこしにつなげようと、勝…

犬を観る神社(宇多賀 賢見神社)

賢見神社は犬神憑きを落とす日本随一の神社として有名。阿波の限定された地域には、昔からの「犬神信仰」が根強く残されております。 【犬神について】犬神は、犬神持ちの家の納戸の箪笥、床の下、水甕(みずがめ)の中に飼われていると説明される。他の憑き…

ハニヤマ様(波尓移麻比袮神社)

美馬郡脇町の北庄一帯は北庄台地と云われる広大な河岸段丘。その台地に鎮座している北庄明神。通称「ハニヤマ様」。波尓移麻比袮神社(はにやまひめじんじゃ)です。 祭神の埴山姫(はにやまひめ)は、「古事記」では伊射奈美命が火迦具土(ひのかぐつち)を…

命、延らえますよう…(天石門別八倉比賣神社)

天地初発より記される阿波国風土記を持っていた阿波。 阿波では古事記に登場する神代の神々が、それぞれの場所、それぞれの祭祀を行いながら今に伝承されてきました。 その中で天照大御神を拝する場合に限り、 「命延らえますよう… 」 と唱えるのが習わしで…

神功皇后の名残り(宇弥宮、住吉大明神、住吉神社)

神功皇后に絡むテーマはこれで二回目の投稿。多分に被るところがありますが平にご容赦を。(^_^;) <a href="http://awa-otoko.hatenablog.com/entry/2014/11/25/235954" data-mce-href="http://awa-otoko.hatenablog.com/entry/2014/11/25/235954">海人族の神々(住吉神社) - awa-otoko’s blog</a> 海人族の神々(住吉神社) - awa-otoko’s blog それではサクサクと話を進めていきましょう。(^O^) 神功皇后は神…

目弱王の変(天円山)

ちょっと今回は説明しにくいかも… という逃げを冒頭から申し上げておきます。(^_^;) 目弱王(まよわのおおきみ、允恭天皇39年(450年) - 安康天皇3年(456年)8月)は、記紀に伝えられる5世紀頃の皇族(王族)。父は大日下皇子(おおくさかのみこ。仁徳天皇…

阿波の神に祟られた天皇(崇神天皇)

所知初国之御真木天皇(はつくにしらすみまきのすめらみこと)。 崇神天皇です。 以前に書いた「大国魂神社」の記事とかぶるところもありますがご容赦下さい。(ボソっ。。。) &lt;a href="http://awa-otoko.hatenablog.com/entry/2015/01/18/223725" data-…

アマツノカサヒコ?(天都賀佐比古神社)

御祭神 級長津彦神 級長津姫神由 緒 当社は西暦6世紀以前に創建されたものと思われ、古墳時代後期、美馬郡境のあった大村郷(郡里)一帯の住民及び郡領が奉仕していた神を祭り風災を鎮め五穀豊穣を祈った由緒ある神社でその神威顕著な所から延喜時代式内社…

茶の神(茶神八幡神社)

上勝町 旭は「神田茶(じでんちゃ)の里」 脇道を上ると畑や石垣のすき間、山の急斜面から茶の木が見え、収穫時期には茶の香りが漂います。 上勝町旭の集落中心にはお茶の神様が坐すという「茶神八幡神社」が鎮座しております。 千年の昔から祭祀された「茶…

全国唯一。藍の神様 (佐那河内村 猿田彦大神)

(藍神様) 阿波の佐那の縣(佐那河内村)に全部唯一藍の神様を祀る社があります。 (佐那河内村 大宮神社) (大宮神社境内碑) 名東郡佐那河内村「大宮神社」の境内脇には猿田彦大神が祀られ、その神は古より「藍神様」と呼ばれており、藍の栽培が盛んであ…

倭の魂ここにあり(倭大國魂神社)

倭大国魂神社の鎮座する阿波は倭の国であり、奈良は大倭坐大国魂神社の鎮座する大倭の国である。 奈良地方は、国生みの八番目に生み出された「大倭豊秋津嶋」と名付けられております。 豊秋津嶋とは「豊葦原の水穂国(天孫の治める国)」、「秋津嶋倭」の用…

八坂の元社は「溶造皇神社」

大日孁神命(おおひるめ)により近代化された米作に加え、素戔嗚尊(すさのお)によって初めて鉄の生産が伝えられ、急速に阿波国は発展していきました。素戔嗚尊は大倭の真神原では阿波神社、岡山県玉野地方では八浜の快神社、諸国では八坂神社、祇園神社等…

消滅した古墳群(伊加加志神社)

「桑村山の麓にあり、俗に日命大明神、今は伊加加志大明神、野老傳へて曰く、桑村の河邊に大竹藪あり、その地をイカカシと云ふ、今は川となりて、田少しのこれり、昔し是地より山ノ麓へうつしたりと、その時より日命と號す、近代、神官イカカシト改むものは…

日本一社 弥都波能売神社の元社はこの祠だ⁈

加茂村 加茂明神の背に神通峯と云あり、十八丁登り龍王の滝といふあり、飛流十間余り滝壺自ら池なして径七八間計、青碧の淵となり溢れ流る傍に龍王の祠あり、早魃の時雨乞に百姓百人簑笠を着し鉦、太鼓を鳴らし此の汀を踊りめぐる、感応あれば神霊奇瑞を現は…

豊玉龍王宮の復活(豊玉龍王神社、国瑞彦神社)

まず豊玉龍王宮の祭神である「豊玉比賣」はご存知でしょうか。 トヨタマヒメ - Wikipedia 「豊玉比賣」とは「神武天皇」の直系の祖母にあたり、この比賣が存在しなければ現在の天皇家は存在しません。それほど日本史において重要な人物だったのです。 そして…