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awa-otoko’s blog

阿波の神秘的、不思議、面白い場所を記紀や地域伝承と絡めて紹介します

高越大権現と一宮大明神の争いから大宜都比売命の移動を探る(麻植郡 高越山・名方郡一帯)

さて、今年も残すところあとあとわずかになってしまいました。今年最後の投稿になります。 (高越大権現 奥の院 蔵王権現) 伊射奈美神社高越大権現役ノ小角此峯ニ升リ伊弉冉神社ノ側ニ金峯山蔵王権現ヲ勧請有テヨリ河原吉野川□ト云フト此神ヲ役小角祭リ玉…

天石門別豊玉比賣神社の祭神とは?(徳島市、入田町、佐那河内村、国府町)

今按本社所在阿波志阿府志共に徳島城内の龍王なりと云へるを式社略考には今の郭築たまはざる以前よりし在し社ならば此所ならんか 恐くは國初の御時勧請せさせ玉ひしにあらぬかと云へどもこの龍王に明應中の金口もあれは天正以来の社ならざる事は著し 一説に…

船盡比賣命は木船ノ神(神山町阿野 船盡神社)

awa-otoko.hatenablog.com入田町の船盡比賣神社については全国の岐の神の元社とし、大宜都比売命の兄弟神「天 島(鳥:とり)船神」が祭神であると書きましたが、松浦年長が記した文書から捨て置けない内容を発見しましたのでご紹介します。(歯の辻 船盡神…

大宜都比売命と八柱の随神(阿南 賀志波比賣神社、津峯神社)

今回は粟国造家伝承ではなく、古事記の引用から進めます。(注: 阿波国造粟飯原系図からの伝承ではありませんので比較すると食い違う箇所が見受けられます。別の伝承として捉えて読んで下さいw) 上一宮大粟神社の社伝には「丹生の郷から大宜都比売命が神馬…

大宜都比売命・阿波咩命・天照大神・卑弥呼を結ぶ平行四辺形

一宮太夫略系若室神九世孫佐人 佐人ヨリ十世豊茂ヨリ十六世宗成ヨリ小笠原宮内大夫長宗江祭官傳神禄傳之(異本阿波志より) awa-otoko.hatenablog.com 大宜都比売命 即ち阿波咩命の系図「阿波女社宮主系」が「粟国造 粟飯原系図」であり、こちらが一宮神社所…

船戸の盡(はて)〜(一宮町 船盡神社)

一宮祠の東百八十歩 船渡神あり 或は以て船盡と為す是なり三代実録貞観十四年十一月二十九日従五位を授く、旧事記云ふ島之石楠船神又の名は天島船神、大宜都比売命の兄弟也 船戸の神、即ち「岐(き)ノ神」についての解釈は難しく、時間的・空間的に拡散して…

ヲカノカミはウカノカミ(板野町 岡上神社)

岡ノ宮といふ地名も岡上神社あるよりて屓ひし名か 又岡と云ふ地名ありて其処にある社なれば やがて岡上ノ神と申ししか其先後はしるべからざれど いづれ岡ノ上といふ地名も近き世に云ひ出せしこととも聞こえねば必今の社なるべし 又祭神を豊宇氣毘賣神なりウ…

稲荷神にして合体神 - 葦稲羽の神(神山町 若宮神社・稲荷大明神)

神山町 神領を通る国道438号線沿いにひときわ鮮やかな朱の鳥居がございます。 幼少の砌、車に乗せられて神山町を走る最中に「何故こんな場所にお稲荷さんがあるんだろうか?」とふと考えたことがあります。それから数十年、長い歳月を経て、この地になぜ「…

摂社からみた大麻比古神社 真の祭神(鳴門市大麻町 大麻比古神社)

阿波一宮 大麻比古神社御由緒 御祭神 大麻比古大神 猿田彦大神 神武天皇の御代、天太玉命の御孫天富命勅命を奉じて洽く肥沃の地を求め阿波国に至りまして、麻楮の種を播殖し麻布木綿を製して殖産興業の基を開き、国利民福を進め 給ひその守護神として太祖天…

大宜都比売命直系 阿波女社宮祖系を追え!(一宮町 一宮神社、国府町 天石門別八倉比賣神社)

最近、大宜都比売命にいろんな意味でハマっております。 一宮神社には「阿波女(あわめ)社」国造家の系図が所蔵されていたとのことで、「阿波女社宮主祖系」を取り入れた「粟国造粟飯原家系図」が残されております。これには積羽八重事代主神の后神として…

五柱寄りて寄明神(一宮町 寄神社)

与利大明神 前に申通成助居城の鎮守ニ而御座候一宮城本丸の東北方約五〇〇メートルのところに「御殿居(おどい)」と呼ばれる平時に城主の居城がありました。南側と西側に狭くなった堀跡が譬田(たといだ)用水と呼ばれる農業用水となって残っております。…

阿波一宮城 明神丸は大宜都比売命の祠跡(一宮町 一宮神社)

今回は大宜都比売命繋がり続編ということで一宮神社です。 awa-otoko.hatenablog.com ところで「阿波志」を調べてましたら「弘法大師 山祇ノ神、宇賀女神、宇賀御霊神の三神を合わせて稲荷神として祭る」と書いてあります。 完全にスルーしてしまってました…

大宜都比売命、伊勢までの足取り

いやぁ〜、参りました。。。 私的なことですが今迄阿波の神社巡りをした時の記録、写真データが消滅してしまいました。。。(苦笑)みなさんバックアップは確実にしておきましょうね。 という訳で急遽考えていたテーマを変更して、手前味噌ですが今回のテー…

大宜都比売命の御馬石(神山町 神領)

古より神石として尊信せるのみならず、その古伝と能く符号せるを見れば、即ち大宜都比売命の来臨の霊地にして、阿波の国 開開闢の原地と考えられるべし。 神山町神領 上一宮大粟神社から南にある丹生というところに神代から伝わっている「御馬石」というもの…

葦稲葉神社は本来どこに鎮座していたのか(上板町神宅)

(地図★印が葦稲葉神社元地(推定)) かつては宮谷川と大山谷川に形成された扇状地の頂点、大山畑 芽野原に葦稲葉神社は鎮座していました。しかし山崩れで社殿は倒壊。 扇状地下端の宮ヶ谷川河畔に鎮座していた鹿江姫神社に遷座されてしまいました。 さらに…

大日孁命(おおひるめ)の本当の姿は⁈

天石門別八倉比売神社は阿波国式内社五十座のなかで最もはやく神階を昇った格式高い神社。 過去にはちょこちょこと大日孁神(天照大御神、卑弥呼)に絡めながら関連記事を書かせて貰ってます。 <a href="http://awa-otoko.hatenablog…

高天原を考える(その3.大日孁命)

一回目に勿体ぶった割にはシリーズを連続でお届けしております。今回は大日孁命(おおひるめのみこと)またの名を卑弥呼(天照大御神)の関連を主に進めたいと思います。鮎喰川流域も皇祖(天照大御神)の聖地であり、また高天原であることを立証するために…

アキノカミはウカノカミ(大元大明神)

板野郡 明神(アキノカミ)村に大明神と申す神社あり、今は大元大明神と申せり、祭神は国常立尊なり天正年中に兵火にかかり、社殿の焼亡、その後再興したと古老云、当社は往古阿波国に鎮座ましまし境内に大樹多く有りける、或時彼国君の命に依て国中の山林及…

大狐を祀る神社(上一宮大粟神社)

徳島県名西郡神山町神領に鎮座。 祭神は「大宜都比売命(おおげつひめ)」 大きな鳥居をくぐると随身門 苔生した参道 彫刻の技術が素晴らしい拝殿 細かい彫刻が施された拝殿に見入ってしまいます。 上一宮大粟神社の祭神は、日本が窮地に陥いると救済する黄…